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DesigningとEngineeringの架け橋

「聴く日経」が新規登録で1月分の料金が無料になるキャンペーンを実施

有料化のおかげでニュース系ポッドキャストで唯一といっていいくらい生き残っている聴く日経が新規登録拡のためキャンペーンを実施しています。内容としては「2010年1月に新規ご加入いただいたお客様に限り、1月分の料金が無料となる」とのこと。登録や詳細は運営しているFeBeのこちらのページからです。

無料の時の内容は知っているけど有料化してから聞いてないという人やとりあえず試しに聞いてみたいというニーズに答えられそうなキャンペーンですね。内容に満足できない場合、1月末までに購読解除手続きをとれば余計な請求はされないと思います。既に購読しているユーザへは1ヶ月分の購読料金である500円分のクーポン券が配布されており、既存ユーザへの不公平感を和らげているのも、それなにりに好感が持てます。


各社の無料ポッドキャストが次々と撤退していく中で成功事例として取り上げられている。

利用者は5000人を超えており、十分に採算ベースには乗っています。30代後半〜50代前半の幅広い層にご利用いただいています

5000人で採算分岐点を超えるのか。意外と少ないのでびっくり。
有料化してそろそろ1年。採算が取れているのであれば、品質の向上もして欲しいなーと思う1ユーザでした。

走り納め - 荒川サイクリングロードで目標だった熊谷まで走ってきた


以前からセンチュリーライドの距離(160km)を走ることを自分の中で一つの目標にしていました。北千住あたりから荒サイに入って熊谷まで走れば、およそ80kmと聞いていたので往復すれば160kmという目算です。また熊谷は荒サイの終点(起点)なので、そういった意味でもいいターゲットでした。しかし今までなかなか実行出来ずにいたので、2009年の走り納めとしてチャレンジ*1してきました。

天気は薄曇りながら気温が高く日中は汗ばむくらい快適でした。途中、笹目橋手前で堤防補強工事をしている関係でサイクリングロードが途切れてしまい、迂回しなければならないハプニングがありました。この工事は2010年の3月頃まで続くそうなので、荒サイ北上の際は注意が必要そうです。榎本牧場を超えたあたり、上尾・桶川まではなんとか記憶をたぐり寄せながら走りましたが、そこから先は未知のゾーン。道ばたに置かれた小さな看板や道路に引かれたチョークの矢印をたよりに走り続けました。しかしまったく道しるべがない場合もあったりしたので、そこは勘で道を選んで行きました。そのため自分が走った道が本当に“正式な荒川サイクリングロード”なのかはちょっと分りませんw これが「荒サイの北は走りづらい」と言われる所以なのかと実感しました。

地図で見ると桶川から熊谷まで意外と近く感じたのですが、どうしてどうして意外と遠い。結局榎本牧場を超えてから2時間以上走ってようやく熊谷入り。写真は恐らく終点だと思われる場所付近。

サイクリングロードを探しながらうろうろしていましたが、どうやらこれより北はダートになってしまい走れそうにありません。ここまで78km。帰りもこのコースを走れば目標距離数に届くか?と思ったのですが、時間的に厳しいので岐路は車道を使う事にしました。車道に出てすぐに感じたのは体への負担です。実際サイクリングロードでは若干脚が疲れてきてはいたのですが、全体的には「まだまだ行けそう」という感覚でしたが、振動の多い車道に出てすぐにあちこち痛くなってきました。長距離を走るにはいかに体への余計な負担を減らすことが大切なんだと改めて感じました。そのための自転車本体の性能、といったところでしょうか。

  • 平均速度: 21.9km/h
  • 平均ケイデンス: 73rpm
  • 走行時間: 6時間20分
  • 走行距離: 138.82km

残念ながらセンチュリー越えはかなわずでしたが、自身の最長距離を更新することができました。そして車道で直線的に走ると20kmほど差があるということがわかりました。
肉体的にもかなりキツかったので、これはトレーニングのやりがいがあります。ということで2010年はどこかのレースでセンチュリーを目指します!

*1:今回は単身です。さすがに寒いのと長過ぎる距離だと妻のファンライド精神とはずれてきてしまうので。

長瀞ライドで紅葉狩り

今年は遅め?なんとか間に合った紅葉

県内の有名スポットでありながら一度も足を運んだことがなく、以前から行ってみたいと思っていた長瀞へ自転車でチャレンジしてきました。紅葉を満喫したくなった僕がtwitterでつぶやいたことid:torisan3000さんが乗っかってくれたのがきっかけです。11月中旬をすぎてシーズンが過ぎてしまうという危惧がありましたが、まだ間に合いました。

石畳の不思議な造形や荒川の清らかな流れ、そしてもちろん紅く染まったもみじなどなど、いろいろ楽しめました。微妙な観光地具合の街並みもいい雰囲気。もう一つのスポットである甌穴に行きそびれたので、初夏頃にまた訪れたいところです。

峠を超えて50kmは心地良い疲労感

距離もある程度走れて峠も体験できる、ということで青梅から名栗の山伏峠など計3つの峠を抜け、秩父を経由して長瀞へ下るというルートになりました。

詳しくルートを見る
途中ターニップという自転者乗りに有名(店先にバイクラックがあるくらい)だというレストランでランチを満喫。妻の注文したチキンの香草焼きが人気のメニューらしく、いいボリューム感を醸し出していました。他のお皿も「外れなし」といった感じで美味しかったです。
目的地の長瀞では通例のように楽しい宴会でした。お酒が疲れた身体を優しく癒してくれる、そんな感じですね。走り切った後のビールはまた格別、というか危険です。

  • 平均速度: 17.6km/h
  • 平均ケイデンス: 61rpm
  • 走行時間: 3時間24分
  • 走行距離: 59.95km

防寒対策で走りの質が大きく変わる

正直この時期に自転車で走り回るのは厳しいと思っていましたが、前日に防寒対策として購入した冬用のグローブとソックスのお陰でなんとか末端が冷えることなく走り切る事ができました。ペダルを回せば体幹は暖まるけれど、無防備に風に当たる手はどうにも暖めようがない。グローブは偉大ですね。ここは良いものを使った方がいいと思います。
とは言え休憩を取ると直ぐに身体が冷え始めてしまうので、やはりしっかとした冬物のサイクルウエアががなり欲しくなります。パッと見はかなり本気モードの人に間違われそうだけど、そろそろ格好つけてもいい段階になってきたかしら。


熊谷を目指したけど大宮止まり

今日は荒川サイクリングロードを北上して熊谷まで行けたら行ってみようということで、ロングライドにチャレンジしてきました。朝寝坊な僕らは出発が遅くなり、なんだかんだで11時を回っての出発。早速「行けるところまで行って考えよう」という方向に切り替える始末ですが、まぁ無理せず楽しむのが長続きするコツだと信じています。
荒サイに入ると北風をもろに受ける格好になり、前半はかなり苦戦を強いられることに。その反面、空気が澄んでいるので景色が普段とは全く違うのに驚かされました。先日行った正丸峠を含む秩父山麓と思われる稜線も見えるし、もちろん富士山も拝める。山梨へ行った時よりもしっかり見えたんじゃないかと思えるほど、頂の雪化粧までくっきり見る事が出来ました。でも写真をとるのを失念してしまった。というか自分のカメラの腕では上手く写らないだろうと諦めちゃったんだけどね。でもまぁ「この風景を見ながら走れるなんてなんて贅沢なんだ」と妻と二人で感動できたから良かったことにしよう。
遅いお昼は2時頃に秋ヶ瀬橋を渡った先にある竹ひろというお店が偶然目に入り、こちらでうどんセットランチをいただきました。

700円でミニ天丼付き(しかもうどん大盛りは無料サービス!)で、ここまでのライドで空いたお腹にはそそられました。手打ち(だと思う)麺とちょっと甘めのつゆで優しい味。お腹も舌も大満足です。僕らの自転車を見て女将さんが「実はうちの主人は元プロ競輪選手だった」という凄い情報を教えてくれました。大変申し訳なかったのですが競輪は全く詳しくないため、お名前を伺っても正直ピンとこなかったけれど、何か「縁」のようなものを感じさせられました。こっちの方に来た時にはまた寄らせてもらおうと思います。
食事を済ませた時点ですでに2時を過ぎており、「3時までで行けるところまで行ってみよう」という目標に軌道修正。秋ヶ瀬公園、荒川総合運動公園を超え、大宮運動場付近でタイムアウト。ここで折り返して往路を戻ってきました。後半は追い風だったのでペダルは良く回ったのですが、日が落ちた事にってかなり気温が低下。若干防寒装備が薄かった僕らは必死に走らないと凍えてしまうという状態になってしまった。夜の冷え込みにもう11月なんだな〜と痛感させられました。そろそろ本格的な冬の装備を整えないといけない時期になったのかもしれません。
それにしても今日は本当に空気が澄んで、気持ちのいい一日でした。

  • 平均速度: 19.2km/h
  • 平均ケイデンス: 68rpm
  • 走行時間: 4時間22分
  • 走行距離: 84.06km


スプロケットとチェーンを掃除してみた

ちょっと予定がばらついてしまったのと、あいにくのお天気だったので汚れていたスプロケットとチェーンを掃除してみました。




左が掃除前、右が掃除後です。
以前一度機械式で掃除したことがあったのですが、今回はクリーナー(ディグリーザー)で汚れを浮かして拭き取る方法で実践してみました。僕の掃除方法が悪っったためか、パッと見はあまり変わりませんが、それなにり黒ずんだ感じは取れたと思います。やはり汚れを掻き出すブラシが専用で販売されているので、それらと併用した方がより良くに落ちそう。あとは拭き取るものもウエス(要らないTシャツの切れ端)じゃなくてメカタオルとか専用のものならさらにいいのかもしれません。劇的にキレイにするにはもっと道具とコツが必要そうです。

自転車のイベントとかで、走るだけじゃなくてメンテナンスの作法も含めた内容でやったら初心者の参加者にはためになっていいんじゃないのかな。前半は乗り方を教えてもらいながら50km程ライドして、後半はメンテナンス講習会。自分もそうなんだけれど、初心者はどうしても「走ること」自体に気持ちが先行しがち。だからどうしてもお手入れとかメンテの知識が乏しいし、その方法や調整の仕方が正しいかどうかがマニュアル本を読んだだけだと実感として分りにくいと思う。なにより楽しんで実体験の中で正しく覚えた方が絶対に記憶に残り、その後も続くからね。

メンテナンスも含めて自転車が楽しくなればいいと思った。


パズルの達人

世の中には不思議な検定があるものでジグソーパズル達人検定というものが存在するそうです。検定用のジグソーパズルを購入し、事前登録手続きを行った後に規定日以内にパズルを完成させ、指定の位置にあるピースの色・形を数点解答する検定形式になっている。最高位は1級で、1級を受験するためには2級を取得しなければならない*1そうで、なにやらややこしい。

この間のライドで小耳に挟んだ妻が、禁断の扉を開くがごとく購入して寝るのを忘れるほどハマってます。パズルを解く方法はいくつかあるんでしょうけど、1,000以上あるピースの中から「あ、これかも!」と言ってピッタリはめ込むのを見ていると、本当に不思議なものです。


*1:玩具メーカーの大人の事情が垣間見えます。

初峠ライド! - 山は甘くないがとっても美味しい


山間を列車が抜けて行く。
正丸まで輪行し、id:torisan3000さんたちと刈場坂峠〜奥武蔵グリーンライン〜鎌北湖というコースで「初峠ライド」を敢行してきました。10月にしては暑いと感じるほど天候にも恵まれ、最高のサイクリング日和。
正丸駅の傍らにあるこの看板にある「山は甘くない!」が、僕らの運命を物語っていました。もちろん、いい意味でですけど。

刈場坂峠、まさに「異世界」に迷い込む快感


普段僕らが目にする世界とは全く違う風景が目の前に広がっている。刈場坂峠は先日行った山梨の時に上った大垂水峠とはまた表情が違い、どこまでも続くスイッチバックが繰り返す平均勾配10%のいわゆる「峠道」。実はこのコース、「どうせなら山を走ってみたい」という妻の希望をくんで、torisan3000さんが初心者の僕らを考えて組み上げてくれたもの。

降り注ぐ太陽と木漏れ日の日陰のコントラストが気持ちいい。しかし・・・上り坂は容赦なく僕らを締め上げてきます。正丸側からの坂は、曰く「最初が一番キツい」とのこと。案内してくれたお二人は慣れたものでぐいぐい登って行くのわけですが、ビギナーの僕らには確かに笑ってしまうくらい辛かった。
不思議なものでペダルを回し続け体が暖まって額に汗がにじむ頃には、ツライ事に変わりはないのだけどなんだか気持ちよくなってくる。マラソンとか水泳で長い距離をこなしている時と同じ感覚。なんだかクセになりそう。



途中何度か妻が押したり高麗川源流で休憩したりと1時間ちょっとかかったけど、何とか刈場坂峠を登りきることができました。感動です。何より妻が必死に、でも楽しそうにペダルを回して登っていたのが印象的でした。山頂はちょっとガスっていたけど、180度のパノラマが広がる見晴らし。うん、これが本当の意味の「登りきった後のご褒美」なんだなーと思った。

奥武蔵グリーンラインから鎌北湖、そして飯能へ

刈場坂峠から奥武蔵GLに入り、一路お昼の予定地顔振峠を目指します。途中、絶景ポイントとして教えてもらった場所での一枚。

なんとも幻想的。遠くに霞む山々がまるで水墨画のよう。こんな風景が見えるのも峠ライドの魅力ですね。今回はガスっていたため残念ながら見ることは出来ませんでしたが、天気が良ければ富士山も拝めるそうです。
お昼は峠の茶屋で美味しくいただき、下山する途中で鎌北湖を満喫し飯能まで自走。駅前のカレー屋さん*1で一杯やってしまったので、そこから輪行して帰りました。


本日の走行結果です。

  • 平均速度: 15.3km/h
  • 平均ケイデンス: 49rpm
  • 走行時間: 3時間26分
  • 走行距離: 52.67km

帰宅後妻に「またショウマル行きたいね!」と言われました。今度は手押ししないことが目標のよう。やるなぁ。

*1:外見によらずいいカレーを出してました。走った直後のお酒だったのと、料理が美味しかったのでついつい呑んでしまうハメに。