Scrapdiary

DesigningとEngineeringの架け橋

「起業家の条件〜佐々木茂の独立しよう!」で聴いたちょっといい話

会社や組織から離れて独立、個人事業主としてやっていくにはどうしたらいいかを中小企業診断士経営コンサルタント佐々木茂さんが説くPodcast佐々木茂の独立しよう!iTunes Storeならこっち)』が今回で第一部が終了とのこと。10分くらいの短い内容だったのと、「独立・起業」っていう事自体に興味があったので第1回から聞き始め、何気なく今まで聴き続けてきた。

今回は自身の体験談を交えてまとめ的にいい話をしてくれたのでメモ。
独立うんぬんだけではなく、ネガティブ思考に陥ってしまった時に助けになると思う。以下、Podcastの内容を自分なりにまとめ、再構築してみた。

起業家のとしてやっていく条件とは?

佐々木さんが司会をした起業セミナーで実際に独立された起業家3名が揃って言った「起業家の条件」とは

  • うまく行かない時を楽しめるか?
  • ハラハラドキドキのシチュエーションを面白いと思う事が出来るかどうか?

だという。
つまり、常に事業が順風満帆な事はない。そんな状況の中で仕事を楽しめるかということ。自分が楽しめればニコニコしていられる。だからお客さんが寄ってくる。「笑う角には福来たる」という言葉の意味は深イイ。

順風満帆ではない時っていうのはだいたい仕事が面白くなくなってしまうもの。仕事がつまらなくてつまらなくて仕方がない時は先の事を考えられなのが人間。現状を打破しない限り無理。先はないし考えたくない。逆のパターンなら次々とやりたい事が出てくる。だからそういう状態から抜け出したい・・・どうしたらいいか?佐々木さんはそんな時、今死んだらどんな顔をして死んでいるのだろうか?と考えた。もの凄く無念な顔でしんでいるだろう。そう考えたら何かできるはずだ、と。

人間とは行動の束

どんな小さな事でも、馬鹿馬鹿しい事でもいいから行動を変える。

自分はたいした事が出来ないから毎日トイレ掃除をした。そして今もそれを続けている。(イエローハットの創業者 鍵山秀三郎さんのお話)

続ける事で分をじられるようになる。つまりは、文字通り自信がつくようになる。自信がつけば前向きに考えられるようになる。自分を信じられる事が大事。相手がどう思うかは別。自分が続けられる事を選ぶ。他人の評価ではない。それを決めたのは誰に言われた訳じゃなく自分で決めた事。しかし続けていくと変な自信がつく。変な自信でも無いよりはあった方がいい。自信がないと前向きな意見が自分から出てこない。“人間は行動の束である” ― 1つの行動を変える事で、長期的に少しづつだけど結果として大きく自分を変える事が出来る。

自分自身というものが出来てくれば自他分離ができる。「あの人はあの人で頑張ってるね、俺も俺で頑張ってるからあの人もあの人で頑張ってね」と素直に言える精神状態になるということだ。しかし自信がないとなかなかそう思えない。考えてもどうしょうもない事をくどくど考えてしまうもの。「他人を羨む⇒そんな自分が好きになれない⇒やけ酒に走る」という悪循環に陥りがちなので注意。

“独立する限りは楽しくお仕事しましょう!”というのが大切な心得です。