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DesigningとEngineeringの架け橋

ちょっと違うエジプトの一面 - 「海のエジプト展」を観てきた


3週間ほど前の世界不思議発見で特集されていたのをきっかけに妻が「行きたい!」というので、パシフィコ横浜で開催されている「海のエジプト展」に行ってきました。昨日の疲れもあったけど、そんなことはお構いなしに仕事では見せない早起きモードでお出かけ。
私用で横浜に行くのは凄く久しぶりでした。時間は2時間ほどかかりましたが、路線は中目黒での乗り換え1回で済むのは便利ですね。距離的には50kmくらいなので、今度は自転車でチャレンジしてみたいところです。

エジプト王朝末期のプトレマイオス朝に見えるローマとの融合

展示内容は「海のエジプト」といわれるとちょっとネーミングの妙で、神秘的なイメージを思い浮かべます。実際にはエジプト王朝末期のプトレマイオス朝時代の遺物がメインになっており、海に沈んだカノープス・ヘラクレイオン・アレクサンドリアの3都市に焦点を当てており、いわゆる“古代エジプト”とは一線を画しています。ローマとの文化的融合が進んでいる中での時代なので、いい意味でエジプトの固定概念を裏切られる内容になっています。個人的に感動したのは官能的な王妃の像。これがエジプトの文化の中から出現し、しかもローマに負けず劣らずの素晴らしい肉体美・・・見る価値ありました。

会場設備は気合が入ってます

展示会場がパシフィコ横浜なので、博物館などの特別展よりスペースの使い方が派手で、規模が大きかった。メインになっているファラオの巨像が8メートルほどの高さがあるための措置かと思われますが、巨大な垂れ幕に写真を印刷したり、海中をイメージさせる視覚・音響効果を随所に設置したりとスペースのメリットを生かした展示方法になっていました。あとはレンタルに別途500円かかるのだが「音声ガイド」の声がコナン君(高山 みなみ)だったこと。最近はこういうのが流行りなんでしょうか。2,300円の入場料は若干高めの設定かな?と思われますが、アトラクション的な部分も含めるとまぁまぁ納得のボリュームです。

観終わったら午後2時を回っていて、2人とも腹ペコだったのでお店を探しに横浜を歩く気力もなく、近場のクイーンズスクエアの中に入っている陳麻婆豆腐でギリギリのランチ。辛目の味付けと空腹だったので超絶ご飯が進んで食べ過ぎたため、夕飯は抜きでしたw