Scrapdiary

DesigningとEngineeringの架け橋

週末は山梨にいます(1日目)


妻と一緒に自転車で山梨まで行くという「チャレンジ」を敢行しました。走行経験がまだ乏しい彼女にとってはかなりのチャレンジになったと思います。さすがに完全自走は難しいと思ったので、都内をショートカットするなど随所に輪行を取り入れてみました。

  1. 八王子まで輪行し、国道20号で高尾〜相模湖〜大月と山を超えて宿まで自走する。
  2. 富士五湖を巡る。出来れば山中湖のサイクリングコースを走りたい。帰りは疲労具合を見て輪行も。
  3. 往路と同様に宿から八王子まで自走。途中でバテたら最寄りの駅から輪行して帰る。

だいぶアバウトな内容ですが3日間におよぶ壮大な(?)計画です。


輪行初体験


「車がこわいので都内は走りたくない」という妻の要望で、最寄りJRの南越谷駅まで自走しそこから八王子までは輪行です。路上での初パッキングでしたが、昨日の練習が功を奏してそれほど戸惑いなく荷造りを完成させる事が出来ました。問題は若干寝坊気味で予定より遅れてしまったため、朝のラッシュに被ってしまった事でした。武蔵浦和を超えたあたりから車内は空いてきましたが、大きな荷物で他の乗客の方々にやや迷惑をかけてしまう結果に。この点は反省でした。平日に輪行する場合には、朝夕のラッシュ時間をしっかりと想定すべきですね。
出発から2時間弱で八王子に到着。自走してたら軽く2〜3倍の時間がかかっていただろうと思うと、輪行って素晴らしいなぁと感じます。天候に恵まれたのもありますが、既にこのあたりからもう空気が違います。明らかに澄んでいて深呼吸すると美味しい。普段の生活範囲でこの感覚はなかなか味わえないでしょう。これから向かう山への期待感が否応なく高まります。


初山越え〜大垂水峠

八王子市内で銀杏を踏みしめながら高尾山へ。いちょう並木はほんのり紅葉し始めており、照りつける日射しに反して秋の訪れを感じさせてくれました。
ひたすら20号を真っすぐ進むだけの単調なコース。しかも国道だからという安心感があったのですが、高尾山にさしかかる辺りからその期待は見事に裏切られます。事前情報では「道幅がやや狭くトラックが多い」と聞いていましたが、予想以上でした。かといって迂回ルートを詮索する程の余裕は持ち合わせていなかったので、トラックに注意しつつ走る事にしました。

山なので当然基本は登り基調。登り始めてからおよそ1時間、一息ついて上を見上げると大垂水峠 これより神奈川県の文字が!この字面はよくお見受けしていたので、ここまで来れたという感慨深い思いが湧いてきました。気温は山中にも関わらず27度近くあったようで、この時点でかなりいい汗かいてました。
一路相模湖を目指して走っていていくつかのアップダウンをこなしていくうち、不思議な事にそのリズムが気持ち良く感じられるようになってきました。登り切った後のご褒美じゃないでずが、坂を登り切った後の下りの爽快感は格別!これは妻も同様に感じたようです。この直後、異様なハイテンシヨンモードに突入していました。峠は男女問わず人を熱くさせる存在なのかも。目指せヒラー!身体的には厳しい条件の中で、楽しさを感じられたのは僕らにとって大きな発見でした。


疲労感の質が違った

その後、相模湖を超えて山梨・大月へ。16時をちょっと回った頃に目的地の宿心のふるさと橋倉に何とかたどり着いた。このお宿、実は僕が2回目で、妻はなんと今回で6回目の利用という10年来の常連っぷり。とは言っても前回は5年前だし、そんな頻度は高くないんだけれど、妻の事をご主人は覚えていてくれた様子。

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  • 平均速度: 16.6km/h
  • 平均ケイデンス: 67rpm
  • 走行時間: 3時間49分
  • 走行距離: 63.66km

走り終えた後の疲労感と体感の走行距離が平地のとは全く違いました。早速温泉に浸かって疲れをほぐし、美味しい料理とお酒に舌鼓を打たせていただきました。運動した後はやっはりこれですよね!