Scrapdiary

DesigningとEngineeringの架け橋

フリック入力にみる新しいUI(ユーザー・インターフェース)への適応

iPhoneは家庭の事情により乗り換えられずiPod touchを使っています。新しいAppをいろいろ試したりもしますが、基本的にMailやSafaritwitterクライアントでTLをチェックしたりするのがメインです。ガシガシ入力するようなブログの執筆などの文章書きは、何度か試しましたが長続きしませんでした。その理由は文字を打つ方法が目的の文字まで回数をタッチする既存の携帯電話方式だったからです。それに付随してiPod touch自体のレスポンスや自分の入力速度が遅く、多量の文章を打つことが億劫になっていたためです。
フリック入力」というテクニックは知ってはいましたが、この記事を見てちょっと感動したので自分もチャレンジしてみようかと思いました。

習得すれば思考トレースも可能

通勤中に1日練習した感想としては、最初のとっつきにくさはありますが慣れれば確かに既存の携帯電話での入力方法よりも、さらにはボタンUIの携帯電話よりも早く入力できそうな予感がしました。「人は慣れ親しんだ環境からこうして新しいフェーズへ適用・移行していくのか」なんていう妄想も膨らみました。iPhone/iPod touchがどれだけ普及していくか分かりませんが、モバイル端末の入力UIもそのうちパソコンのキーボードと同様に統一されていくべきものかもしれません。

この動画のような熟練具合に達するためには果たしてどれくらい時間がかかるか・・・というのもありますが、iPod touchは持ち歩くことが多いのでフリック入力をマスターし、iPod touchでブログを書くように習慣付けてみようかと思っています。

そして歴史は繰り返す

フリックの練習をしながら、パソコンに触れ始めた時に必死にやったブラインドタッチのゲームを思い出しました。今でもあの手のソフトは流通しているのでしょうが、Appのゲームであれば、その感覚で楽しんで習得できそうだと感じました。と思ったら、すでにいくつかApp Storeにソフトが並んでますね。

常人が思いつくことは既に先人がやってます。ただ個人的にエンタメ色がもっとあった方が売れそうな気はしますね。