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Perlの普及を目指すJPA(Japan Perl Association)が始動

Perlは古い? イメージ復権へ普及団体「JPA」始動、技術者レベル底上げへ - ITmedia News

昨日4月8日から始動との事です。理事は「モダンPerl入門」の著者である牧大輔氏。協賛にはライブドアミクシィディー・エヌ・エーをはじめ有名企業が名を連ねている。目標は研究支援、エンジニアの教育、イベント運営、雇用促進。雇用については裏を返せばJavaPHPRubyにお株を奪われてPerlエンジニアは仕事が無いって事になるのかな〜と邪推。
しかし上にあげた企業の他にも大きいところではAmazonも確かPerlで書かれているはず。サイト全体をPerlで構築していなくてもパーツパーツで使われてる率は高いと思うし、決して普及してないとは思えない。ニュースタイトルにあるように言語自体のイメージが低下していて、10年ほどの前のように「WebのScript言語といえばPerl」というような勢いはないのは確か。そういう意味で復権するという事なのでしょう。


言語自体のシェア率でみるとPerlは下がりっぱなし*1。というか枯れてきたので新しい書籍が出ない=売れないという構造的な問題もありそうだけど。逆に考えればBest Practicsが出揃ってるってこと。

海外の最新情報やナレッジにアクセスできるようになれば、コミュニティの裾野も広がっていくのではないかと思います。

なにかと期待大です。



追記:Amazonの人も写真に写ってるとブクマでご指摘いただきました。JPAサイトの賛同企業には明記されていないけど、協賛しているのでしょうかね。(2009/4/12)
「元」らしいので、やっぱ協賛はしてないっぽ。なので差戻し。(2009/05/01)