Scrapdiary

DesigningとEngineeringの架け橋

『レッドクリフ Part2』を観た

プレGWということで映画へ

毎月1日と20日は映画の日なので釣られて映画に行こうと画策。定時で上がろうとする時に限って邪魔が入るのが常。なんとか抜け出して観てきた。作品は『レッドクリフ Part2』(公式サイト)。前作もノリで観てしまったし、今ちょうど漫画で三国志を読み出してしまったのもあったりで。。。

前作のPart1もそうだったけど、映画館の大画面で見てこそこの作品の良さみたいなものが伝わる気がする。逆にテレビとかで観ちゃうとつまらないかも。

実は結構重いテーマがあったんだ

しかし、戦争って厭なもんだとつくづく思わされる作品だった。
「ここに勝者はいない」 という周瑜の言葉が示すように、人と人が殺し合う争いごとは強烈に非生産的だ。敵の本陣への道を確保するためにおびただしい数の兵の犠牲になり、その上に大将部隊が進んでいく・・・。遥か昔の戦法なわけだけど、現代だって本質的な部分ではそう対して変わっていないだろう。
劇中ではこれでもかというくらい戦闘シーンが描かれる。本当はもっと残虐な描写をしたかったのかもしれない。その方が監督の意図が明確に観ている側に伝わるからだ。だがそのあたりはR指定がつくのを避けるためか、ややぼかしている印象を受けた。それでも十分厭になるけど。

冒頭に流れる監督の言葉が、見終わった後に印象的だった。

〜親愛なる日本の皆様〜


私たちが暮らしている今は、過去に生きた人々の勇気ある行動が積み重なってできてきました。
世界的不況・不信の時代だからこそ、一人一人の決断で今を変えて新しい未来を作りましょう。
みなさんがそれぞれの「奇跡」を起こす時です。


未来に勇気を。
Imagine Future.


John Woo

彼らは未来を切り開いた。今度は僕らの番だ。