Scrapdiary

DesigningとEngineeringの架け橋

ユーザに対してfirst impressionが「丁寧」であること

今日は髪を切りに地元にある美容室に行ってきた。またボウズ系でお願いしたので、美容師泣かせのスタイリングになってしまったんだけどw

選ぶ基準はなんだろう

さて美容室を選ぶ基準ってなんだろう?

それは人それぞれあると思う。
なじみの美容師さんがいる店だったり、行動範囲に店があることだったり、店や立地のブランドだったり・・・。今までいろんな美容室に行ってきたけど、そのお店を印象づけるのって意外と小さいなことだったりする。

美容室で最初に受けるサービス、それは恐らく「シャンプー」だと思う。希望のヘアスタイルを伝えた後、カットの前にまずは髪を洗う、つまりシャンプーしてもらうことになる。その「シャンプー」というサービスの善し悪しでそれから受ける髪を切ってもらうという全体の印象がかなり変わってくる。

最初のシャンプーで手を抜いてしまうと、僕らがいくら巧く髪を切ってスタイリングを仕上げたとしても駄目なんですよ。お客さんは満足してくれない。

今日担当してくれた美容師さんもそう言っていた。

ユーザへの「おもてなし」や「ありがとう」につながるサービスのfirst impression

いろいろな「サービス」と呼ばれるものも、やっぱりそうだと思った。
例えば何かを買おうと思って店に入る。その最初の瞬間のコミュニケーションってとても大事だと思う。そこでお客が引いてしまったら、そこでお店とお客の関係が続いていく可能性はかなりさがってしまう。その最初の接点をいかに丁寧に繋げるか?それがお客のこころを掴むためのとても大事な行動なんだ。

たかが美容院のシャンプーごときでと思うだろうけど、毎日髪は洗っているけど自分の髪を他人に洗ってもらうというのはかなり非日常的な状況だ。そのサービスをどう提供するかでお客が感じる満足感は変わってくるのではないか。髪を洗うという行為を印象づけるのは難しい。美容師の世界だったら善し悪しがきっとあるのだろうけれど、素人にはその違いがさして満足度に影響があるとは思えない。もちろん一定の技術は必要だろうが、それに増して「丁寧に対応する」ということがとても大切だと感じた。来店していただいた事に対する「おもてなし」や「ありがとう」に通ずるものがあると。


Webサービスも一緒なんじゃないんだろうか。