Scrapdiary

DesigningとEngineeringの架け橋

公共機関としての自転車利用

今月のNIKKEI DESIGNを読んでいて気になった記事。

お隣の台湾では公共機関としての自転車利用が進んでいるらしい。さすがGiantのお膝元だけある。しっかりとした課金システムが組まれたレンタル・サイクル(You Bike 漢字表記だと「微笑単車」となる)が導入され、サービスが始まっている。仕組み的にはパリで使われてるものと同様*1とのこと。しかもサイクリングロードまで整備していくっていうんだから本格的。

レンタル・サイクルのプロダクト自体は「誰でも乗れる」ということを意識してデザインされており、お世辞にもカッコイとは言えないけど、利用システムや都市デザインも含めた全体で見ると、自国の産業と政策がマッチしてデザイン(設計)されている印象を受ける。

その他にも女性ユーザーをターゲットにしたフラグシップショップをオープンさせたりしているそう。日本でも女性を対象にしたイベントをやっていたりするので、その辺りはグローバル戦略なんだろう。

*1:パリってそういうところだったんだ。よくTVで見る街並みだけど、自転車のイメージが全然湧かない。