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DesigningとEngineeringの架け橋

分りにくい商品をいかにして伝えるか - ライフネット生命保険

最初に目に留まったのは電車の中吊り広告だった。ライフネット生命保険という名前だけとりあえず頭に入る。その後ニュースなどで社名を見かける事になる。

マスメディアなので何かしら恣意的な要素は入ってるんだろうなとは思ったけど、実際にサイトを見て驚いた。この見積もりのUIにはちょっと感動。「何となくだけどイメージできるかも」と思わせられた。


保険商品って分りずらくイメージしにくいものの代表じゃないかと思う。買えば手元に届くような形があるものなわけじゃないし、実際にサービスを受けるのは「万が一」の時だし、その万が一のケースだってさらに細かな条件が付く。対面販売が基本だと思っていたけど、条件や希望を取っていけば自ずとある程度の答えが見えてくる。実は保険ってインターネットでも売れる、いやしっかりと「伝われば」ネットと相性のいい商品なのかもしれない。

  1. 説明や用語を自分のペースで理解することができる
  2. 諸条件をその場で入力し、その場で結果がわかる
  3. 他社商品との比較見積もりが用意

古くは保険スクエアbang!ソニー銀行MONEYKitなど、保険金融商品のネット展開はあった。しかし複雑怪奇に進化していった商品との相性が悪かったのか、どうもパッとしたヒットがなかったように思う。ところがここにきて保険金未払い問題が明るみに出た事で、商品の分りやすさ・シンプルさを求める動きが活発になり、保険とネットの相性が良くなってきたのかもしれない。


焦る事はないけど、検討しないと。。。ってやっぱり焦る。