Scrapdiary

DesigningとEngineeringの架け橋

働くことの意味

本日賞与が出ました。こんな不況の折、いただけるだけありがたいと思うようにしています。会社側の説明では「売上は105%と目標達成したが、利益率が目標値より低かったために社員賞与は減額となる」とのこと。しかし社長を含め役員の報酬は変わらないのかなぁ?痛みを分け合わず、従業員にその責を押し付けるっていう構図。これって昨今アメリカで注目されたAIGGMなどで巨額退職金やボーナスを経営者が受け取っていたというのと基本的に変わらないんじゃないのかと思ったりするよ。
ハゲタカ*1を観たりして思うのは、「働く」ってことは究極的には「お金」を稼ぐことだけど、多分それだけじゃないんだよね。自分の労働観みたいなものって他人からしたらアマちゃんなのかもしれない。だけどいきなり億万長者にでもならない限り「仕事」って自分の人生のほとんどをかけて取り組むものだし、そこに夢うや希望、あこがれ、目標、達成感、満足感、仕事の結果による社会貢献 — といった色々な要素が入り乱れてくるんだと思う。
景気が良い時はお金でつり上げて、悪くなったら下げる。取られる対応はそれだけ。もちろんお給料は評価の絶対値だし、上がれば嬉しいし、下がれば悲しい。でもそこだけじゃないんだよね、働くってことはさ。


夜は退職した同僚と中目黒駅からちょっと離れた路地に入ったところにある「鳥よし」へ呑みに行った。ここはカウンターだけの焼き鳥屋で威勢のいい料理人さんたちが所狭しと厨房を動き回っていて、それを見てるだけでも楽しいです。もちろん味もいい。本数指定のお任せコースもあるので、好みを言えば適当に焼いてくるといういいシステムもあります。転職先のことやら、今のウチの会社のことやら、趣味趣向などとりとめのない話ですが、それを肴に美味しく食事とお酒がすすみ、とても楽しい時間が過ごせました。
呑みも中盤、店内の空気がちょっと変わりました。僕は全然気付かなかったのですが、田中要次吹石一恵とマネージャとおぼしき3人組が店内に・・・吹石さん、オーラ出てましたね。久しぶりに芸能人に遭遇しました。

*1:ドラマ版映画版も両方観て結構ハマった作品。