Scrapdiary

DesigningとEngineeringの架け橋

お盆と終戦記念日

お盆ということで、実家巡りをしてきた。

今日は「送り盆」*1ということなのだが、実は自分の実家では生まれてこの方お盆らしい行事をしたことが一度もない。両親共に東京の人なので7月に行うはずなのだが、両親自身もいわゆる「お盆」の行事をした経験がほぼないらしく、自分たち子供にもまったく伝わっていないという現状。妻の方は当たり前にある行事なので、結婚してから「こんなことをするのか」という新鮮な気付きや驚きがあった。そんなことを実家で親と話しながら、妻も自分が「お盆とはなんぞや」的なことを欠落していることに気付いたらしい。当たり前だと思っていることって意外とずれていることがあるんだなーと、それはそれで興味深かった。それと同時に薄れゆく慣習に対して危惧も感じた。

そして今日は「終戦記念日」。親の代もすでに戦争を直接体験した世代ではなくなっている。しかし語り継がれるべき話や意識というものはあるはずで、忘れてはいけないことだと思った。夏の、この一時だけでも、こころに残しておくべきだろう。


お盆と終戦を決めたのは、戦況からの偶然だったのかそれとも日本人の情緒によったものだったか。

*1:本来は16日。15日とする家もあるとのこと。