Scrapdiary

DesigningとEngineeringの架け橋

週末は山梨にいます(2日目)

昨日と同じ囲炉裏のある個室に通され朝食後を頂きました。朝食と言えども手抜きなし。程良い疲労感の中、美味しい食事に出迎えられて僕たちのチャレンジ2日目は始まった。

「緩やかな上り坂」の罠


予定では今日は山中湖を目指すつもりでした。しかし妻が昨日の峠越えでだいぶ疲れている様子だったため、彼女の脚の調子を見ながらとりあえず富士五湖方面へ走る事に。途中、どうしても脚が辛かったら輪行することもできるしね。宿の主人からは「富士五湖までは緩やかな上り坂だからそれ程苦労はないかもしれませんね」と言われていたので安心して走り始めたのだけど、どうやら僕らの認識が甘かった。確かに峠に比べたら緩やかでしたが、あくまで目線は車です。そして緩やかなために坂が長い。昨日の初峠越えを経験して疲労が溜まっている僕らには結構辛かった。少なくとも妻に破相当ハードだったはずだ。
途中、富士山が見えてきたのだけど、雲が厚く頭を少し拝めただけだった。写真だと隙間にわずかに見えるくらい・・・残念。
目標地を河口湖に変更するも、途中で何度も休憩し、幾度も根をあげながらようやく河口湖にたどり着く。距離にして僅か30キロ弱が、これほど長く感じられたのは初めての経験だと思う。
遅めの昼食に、河口湖の湖畔でほうとうをいただきました。山梨に来たら食べずにはいられない感じですね。ただ観光地だったからか、入ったお店の味は残念ながらイマイチ。まぁお土産屋さんの2階じゃ、期待する方が暮かもしれない。しかし!はらぺこな僕らには何でもご馳走。もちろん完食です。


9月の日暮れは早い


帰路は輪行して明日のために体力を温存する作戦をとる事にしました。河口湖駅前でパッキングしていると、ポタリング目的なのか自転車乗りが結構たくさんいて何だかポカポカした気分になりました。中にはリアタイヤの取り外しで苦戦しているグループが居たり。こちらも時間が無かったので「頑張れ!」と影ながら応援。何とか時間を間に合わせ富士急行に飛び乗り一路大月へ。いつまでも夏気分でいたため、日が暮れる時間を読み違えてしまいました。大月につく頃には辺りは既に薄暗い。宿の数キロ手前ではもう真っ暗になってしまた。疲労と辺りの暗がりですっかりテンションが下がってしまった妻を励ましながら坂を登る僕らを突如呼ぶ声が聞こえてきた。なんと帰りが遅い僕らを、事故に巻き込まれたのではないかと心配してくださった宿のご主人が大きなバンで迎えにきてくれたのだ。ここのサービスには本当に驚かされます。ダジャレ好きのご主人は心配症でちょっぴり短気のよう。窮地に一生を得て感謝感激雨アラレの僕らを横目に、仕事を成し遂げた満足げな様子。いや〜頭が上がりませんね。


今日の成果と美酒に酔う

距離的に見返すとそれほど長くもないし平坦にみえる。事前のルート確認でもそんな印象だった。が、実際に走ってみると印象は違った。山間部をなめちゃいけない。坂は長い方が体に効くのかも。

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  • 平均速度: 16.1km/h
  • 平均ケイデンス: 64rpm
  • 走行時間: 2時間26分
  • 走行距離: 39.31km

本日は宿の名前にもなってりる大吟醸「橋倉」をいただきました。しっかりコクがありとても美味しいのですが、水のようにまろやかな口当たりの日本酒でクイクイいけてしまう危険なお酒です。

さくっと1本空けちゃいました。仮に残ってしまったとしても、お持ち帰りできるみたいですので良心的です。