Scrapdiary

DesigningとEngineeringの架け橋

スプロケットとチェーンを掃除してみた

ちょっと予定がばらついてしまったのと、あいにくのお天気だったので汚れていたスプロケットとチェーンを掃除してみました。




左が掃除前、右が掃除後です。
以前一度機械式で掃除したことがあったのですが、今回はクリーナー(ディグリーザー)で汚れを浮かして拭き取る方法で実践してみました。僕の掃除方法が悪っったためか、パッと見はあまり変わりませんが、それなにり黒ずんだ感じは取れたと思います。やはり汚れを掻き出すブラシが専用で販売されているので、それらと併用した方がより良くに落ちそう。あとは拭き取るものもウエス(要らないTシャツの切れ端)じゃなくてメカタオルとか専用のものならさらにいいのかもしれません。劇的にキレイにするにはもっと道具とコツが必要そうです。

自転車のイベントとかで、走るだけじゃなくてメンテナンスの作法も含めた内容でやったら初心者の参加者にはためになっていいんじゃないのかな。前半は乗り方を教えてもらいながら50km程ライドして、後半はメンテナンス講習会。自分もそうなんだけれど、初心者はどうしても「走ること」自体に気持ちが先行しがち。だからどうしてもお手入れとかメンテの知識が乏しいし、その方法や調整の仕方が正しいかどうかがマニュアル本を読んだだけだと実感として分りにくいと思う。なにより楽しんで実体験の中で正しく覚えた方が絶対に記憶に残り、その後も続くからね。

メンテナンスも含めて自転車が楽しくなればいいと思った。


パズルの達人

世の中には不思議な検定があるものでジグソーパズル達人検定というものが存在するそうです。検定用のジグソーパズルを購入し、事前登録手続きを行った後に規定日以内にパズルを完成させ、指定の位置にあるピースの色・形を数点解答する検定形式になっている。最高位は1級で、1級を受験するためには2級を取得しなければならない*1そうで、なにやらややこしい。

この間のライドで小耳に挟んだ妻が、禁断の扉を開くがごとく購入して寝るのを忘れるほどハマってます。パズルを解く方法はいくつかあるんでしょうけど、1,000以上あるピースの中から「あ、これかも!」と言ってピッタリはめ込むのを見ていると、本当に不思議なものです。


*1:玩具メーカーの大人の事情が垣間見えます。

初峠ライド! - 山は甘くないがとっても美味しい


山間を列車が抜けて行く。
正丸まで輪行し、id:torisan3000さんたちと刈場坂峠〜奥武蔵グリーンライン〜鎌北湖というコースで「初峠ライド」を敢行してきました。10月にしては暑いと感じるほど天候にも恵まれ、最高のサイクリング日和。
正丸駅の傍らにあるこの看板にある「山は甘くない!」が、僕らの運命を物語っていました。もちろん、いい意味でですけど。

刈場坂峠、まさに「異世界」に迷い込む快感


普段僕らが目にする世界とは全く違う風景が目の前に広がっている。刈場坂峠は先日行った山梨の時に上った大垂水峠とはまた表情が違い、どこまでも続くスイッチバックが繰り返す平均勾配10%のいわゆる「峠道」。実はこのコース、「どうせなら山を走ってみたい」という妻の希望をくんで、torisan3000さんが初心者の僕らを考えて組み上げてくれたもの。

降り注ぐ太陽と木漏れ日の日陰のコントラストが気持ちいい。しかし・・・上り坂は容赦なく僕らを締め上げてきます。正丸側からの坂は、曰く「最初が一番キツい」とのこと。案内してくれたお二人は慣れたものでぐいぐい登って行くのわけですが、ビギナーの僕らには確かに笑ってしまうくらい辛かった。
不思議なものでペダルを回し続け体が暖まって額に汗がにじむ頃には、ツライ事に変わりはないのだけどなんだか気持ちよくなってくる。マラソンとか水泳で長い距離をこなしている時と同じ感覚。なんだかクセになりそう。



途中何度か妻が押したり高麗川源流で休憩したりと1時間ちょっとかかったけど、何とか刈場坂峠を登りきることができました。感動です。何より妻が必死に、でも楽しそうにペダルを回して登っていたのが印象的でした。山頂はちょっとガスっていたけど、180度のパノラマが広がる見晴らし。うん、これが本当の意味の「登りきった後のご褒美」なんだなーと思った。

奥武蔵グリーンラインから鎌北湖、そして飯能へ

刈場坂峠から奥武蔵GLに入り、一路お昼の予定地顔振峠を目指します。途中、絶景ポイントとして教えてもらった場所での一枚。

なんとも幻想的。遠くに霞む山々がまるで水墨画のよう。こんな風景が見えるのも峠ライドの魅力ですね。今回はガスっていたため残念ながら見ることは出来ませんでしたが、天気が良ければ富士山も拝めるそうです。
お昼は峠の茶屋で美味しくいただき、下山する途中で鎌北湖を満喫し飯能まで自走。駅前のカレー屋さん*1で一杯やってしまったので、そこから輪行して帰りました。


本日の走行結果です。

  • 平均速度: 15.3km/h
  • 平均ケイデンス: 49rpm
  • 走行時間: 3時間26分
  • 走行距離: 52.67km

帰宅後妻に「またショウマル行きたいね!」と言われました。今度は手押ししないことが目標のよう。やるなぁ。

*1:外見によらずいいカレーを出してました。走った直後のお酒だったのと、料理が美味しかったのでついつい呑んでしまうハメに。

自転車百景にみるソウル市内におけるインフラ整備の素晴らしさ

日テレで放送している自転車百景。お隣韓国での自転車インフラの完備っぷりに驚いた。

取り上げられた場所は首都ソウル。今韓国は自転車が大流行しているらしい。サイクリングロードがしっかり整備されている様子は日本でも河川敷を中心にある程度見られる光景。しかし、ソウル市内では自動車一般道の測道にも2車線のサイクリングロードとおぼしきものがあるではありませんか。自分は首都圏近郊のみの自走経験ですが、日本では路駐の問題で走行車との距離感がとりにくいために走りにくかったりする一面もあります。また、道路における測道自体の品質がかなり悪い場合が多いのが現状だと思います。
基本インフラが整備されているのにプラスして、公共機関である列車でも自転車乗車可能車両があるそうです。これは本当の意味で輪行という言葉が当てはまるのではないかと思います。その理由は、日本では基本的に自転車は折りたたみ手荷物という位置づけになりますが、映像を観る限り韓国のそれは折りたたむ必要がなくそのまま乗車していたからです。さらに愛車を店の外に置き去りにする心配をしなくてもすむように、そのまま店内に持ち込めるカフェもあるそうです。本場ヨーロッパではなく、巨人のいる台湾でもなく、お隣の韓国でここまで社会インフラとして考慮されているとは正直驚きを隠せず、妻といっしょに「すげー!韓国行きてー!」を連発してしまいました。

昨年、道路交通法が改正され、自転車は基本的に車道を走行するという原則を徹底することになった。全国の警察は、あちこちの道路で自転車専用の自転車走行レーンの整備を行いつつあるところだ。
 ところが現在、新たに作られた自転車走行レーンの出来が、自転車に乗る人々から「とりあえず作っただけではないか」「誰の利便のためなのか分からない」「そもそも自転車が走りづらい」「かえって事故を誘発しかねない」──という反発を受けている。

韓国に出来て日本に出来ないことはないでしょう。そろそろ車だけに偏ったインフラ整備だけでなく、移動体としての自転車の位置付けを見直してもらいたいものです。すぐ隣(台湾・韓国)にそれなにモデルとなるお手本があるんですから。
つい先日、自転車に乗っていて凹んだ事があったので個人的にも道路のインフラ整備は進めて欲しいところです。署名とか実際に活動できることもあるのかも。調べてみましょう。

荒川サイクリングロードでトラブルに遭遇

今日15時45分頃、荒サイの江戸川区小松川付近で、サイクリングロードを横断しようとしたおじいさんと接触してしまいました。おじいさんの自転車の前輪と僕のフレーム側面ベダルが接触、おじいさんは転ん右脚に擦り傷。原因は僕がちょっとスピード出し過ぎていたため回避できなかった*1のと、おじいさんがよそ見して確認せず横断しようとしたためだと思います。幸い大事には至らなかったのが不幸中の幸いでした。
現場を目撃していたもう一人のおじいさんが、「こういうのは後日、体にくるんだ。後で何かあってはいけないからコイツから名前と住所、電話番号を聞いておきなさい。アンタは書くものは持ってないのか?どうした、書くのが嫌なのか?」とかなり高圧的に仲介に入ってきました。どうやら荒サイでの自転車のマナーの悪さを常日頃から頭に来ていたらしく、その腹いせにされたようです。なぜこの人がそこまで感傷的に干渉してくるのかは正直謎*2ですが、明らかに僕の方を悪者に仕立て上げたい様子でした。僕が「あなたは目撃されていたんですよね?僕にそう強要するのであれば、あなたもお名前と連絡先を聞かせてください」と伝えると「なに?ごねるなら警察呼ぶか?」といった態度・・・ホント参りました。当事者のおじいさんを差し置いて、いったいこの人は何なんだろかと正直辟易。自分としては相手に怪我をさせてしまった訳ですから、その方への誠意は尽くしたつもりです。本人は「今はちょっと痛いが、大丈夫だよ」と言ってくれてその場を別れました。
僕も軽くパニクっていたので、今思い返してみると抜け穴だらけでした。

  1. 相手・第三者に何を言われても毅然とした態度(責任逃れという意味合いではなく)で望む。
  2. 当事者・目撃者の連絡先はしっかりと確認する。
  3. 怪我の箇所、数、具合や物損の場合はその当該箇所を確認する。

もっとしっかりと対応できればよかったと思います。

  • 平均速度: 20.8km/h
  • 平均ケイデンス: 79rpm
  • 走行時間: 2時間47分
  • 走行距離: 58.13km

*1:自分でコントロール可能な範囲にスピードを制御できなかった事は反省しなければならない。この時は1人だったので、後ろから注意してくれる連れと一緒の方がバランス取れててちょうどいいんだろうな。

*2:被害妄想的発想ですが、もし仮にこれが新手の当たり屋的な医療費請求詐欺だったら、情報共有のためその一連のやり取りを晒します。

その一言が誰かを傷つけないか

テレビの手法がキライだ。

  • ここぞという時にCMをはさむみ込み、続きが気になるという心理をひたすら利用
  • 番組構成をの捻じ曲げて、嫌という程引っ張りまくるが最後のオチが詐欺まがい
  • 芸能人が飯を食うがまるで素晴らしいコンテンツかのようにタレ流す

だからその手の番組は見ないようにしている。
しかしながら共同生活というのはそうは上手くいかないもの。相手が観たいというなら仕方がない。でも上の要素が重なってしまつたり、虫のいどころがちょろっと悪かったりするとついついネガティブな言葉が口をついでしてしまう。どんな時でも、自分が話す言葉がその場に居る人に対して、さらにはその場に居る人に関係する人に対して傷づけるようなことがないように注意したい。

それはきっと、とても難しい事なんだろうけれどやる価値はあると思う。

廃れたWebデザインのトレンドから学べるものとは

デザインの本質は国境を越えると考えていますが、こういう装飾や細かいテクニックの流行り廃りって全世界共通じゃないだろうとは思います。海外ではきっとポラロイドは廃れてるんだろうけど、日本には「チェキ」があるしね。

トレンドは、ウェブデザインにおける良くないキーワードではありません。実際に、下記のリストのものはその時々でウェブデザイナーを鼓舞させました。これらのアイデアは影響が非常に大きくかったので、大量のクローンが作りだされました。


その事自体は素晴らしいことです。問題は私たちが素晴らしいデザインのクローンを作って、そのトレンドを曲解したり、鼓舞されたインスピレーションを再度想像しえないことです。


下記のリストを見る際に、なぜこれらのトレンドが好まれていたのか理由を考えてみてください。
なぜ人気が高かったのか、そしてそこからあなたは何を学ぶことができるのか理解するのに役立つでしょう。

難しいですね・・・トレンドとして流行すれば瞬く間に再生産されていき、Webデザインに関わる人間の多くはその意図や意味を考えることなく使ってしまいがちです。かく言う自分もその1人です。

トレンドに乗る時はその意味を考えもっと注意深く行動するべきという教訓になりました。